November 26, 2003
不良債権処理をすると銀行はさらに貸し渋るのは常識
不良債権処理をすると銀行はふつう金利を上げるか貸し出し基準を厳しくする。この辺の話はかんたんで、外資の新生だけでなく東京三菱なんかも貸出先の選別や、信用度に応じた金利への変更を示唆している。また、CITIBANKなどは不良債権がほとんどないはずだが、日本の金融市場から撤退してしまった。この辺の事情は「クルーグマン教授の<ニッポン>経済入門」に詳しい。ウェブ版もあるが、できれば買ってあげてください。使っている算数は簡単なので、こんなしょうもないことで(しかも結構簡単に回復できるのだ)日本経済がどつぼにはまっている、なんてことに気づかされると気分的にはがっかりの三乗くらいに暗雲立ちこめるものがある。 Posted by senyo at November 26, 2003 12:40 PM「不良債権処理で資金回る」は空論/佐々木議員/新生銀の例示し竹中氏追及
“不良債権処理をすれば必要なところに資金が回る”という小泉「構造改革」論は空論――。十三日に開かれた衆院財務金融委員会で日本共産党の佐々木憲昭議員が質問し、「不良債権処理をしなければ、成長分野に資金が移動しない」という竹中平蔵金融・経済財政担当相の言い分に根拠がないことを明らかにしました。 佐々木氏は、不良債権を処理しても融資が大幅に減っている新生銀行の例を紹介しました。同行は一時国有化した長銀を政府が巨額の税金を使って不良債権を処分し外資が買った銀行。国内向けの貸し出しは、二〇〇二年三月末は四兆八千億円で、二〇〇〇年三月末の七兆五千億円に比べ二兆七千億円も減少しました。
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