December 30, 2003
実践・景気予測入門
せっかく買ったけど、途中で読む気がなくなってくる、脱力感あふれる本。
数値データを適当にフィットしただけで、その循環理論が高度の客観性を持つといわれたら、ああそうですかというほかはない。一事が万事この調子である。ある(経済)指標と景気循環の間によくわからんけど相関があるような気がするから、それで予測するというのは十分まっとうな態度だと思うが、それを理論とする過程があまりに主観的・ご都合主義な点が気になる、というか、物理屋の目から見て、読む価値なくてくだらない、の一言を進呈したい。たとえば太陽黒点と景気循環の関係がすこしあるとかいうトンデモぽいのもぼくは嫌いじゃない、どっちかというと好きなんだけど、その理由があまりに自信なさげすぎるんじゃないか、とか、全然景気循環の変化の大きさと太陽黒点の数が相関してないじゃないか、それについて説明しろよってつっこみどころありまくり。
ほかに目についたのが、本人はわざとなのか気がついてないのか、権威主義的なところ。この理論は~という偉い経済学者がずっと研究してきた、とか、鈴木一郎 なんとか大学教授の研究による、とか。必要なことはその理論で金儲けできるかどうかだけじゃないのか。
正直、無駄な本を買ってしまった。ここにその文句を書いてすこしでも埋没費用を回収しないと納得いかん。あしたBookoffに行かなくては。
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