January 12, 2004
問題となっている本よりすばらしい書評
A.R.N [ Top > 書庫 > ジャーナリストの誤謬 ]
東谷暁というジャーナリストが書いた「エコノミストは信用できるか」という本がある。この本は、誤解に基づくインフレ目標批判をしていることもあって、真っ当な経済学徒の評判は極めてよろしくない。しかし私の読んだ限りでは、この本は紛れもなく良書である。各種経済論理をまとめあげ整理したその手腕、努力は間違いなく賞賛に値する。
この本は立ち読みして10秒でクソ本であることが判明したので、感想とクソ本である旨、某掲示板に書き込んで、その後忘れてました。この書評はそのダメダメ本(トンデモ本でないことは同意する)を酒の肴に、まともな経済学を語ってくれている。
このへんでちょっと弁明しておこう。物理屋である自分が経済の現状についていろいろ憂慮するのは、単に学問的興味だけではない。大きくみると科学技術のみが経済的発展・生産性の向上に寄与することについて無関心でいられないこと、小さくみると、大学院生が大学の研究者にならない理由が現在の経済状況にあることである。また僕も組織に属している以上、組織における効率的運用、つまり「組織の経済学」が理解するべき重要なことだると認識しているからだ。こういう観点でみると、大学はこの10年あまり、よかれと思ってやってきたことが逆噴射になっているように見える。まあこの話はいずれ。
Posted by senyo at January 12, 2004 09:57 PMComments
ただ経済がすきなだけじゃなかったの?
Posted by: sugi on January 24, 2004 01:32 PMPost a comment