February 26, 2004
コラムニストからみられる蔑視感情
景気予測はなぜ外れたか?景気回復の足取りがしっかりしてきた。03年第4四半期の実質経済成長率は、年率7%まで高まった。いまや多くのエコノミストが、03年度に続いて04年度も実質2%成長が実現すると考えるようになった。
(略)
産業界挙げての集団リストラは、不況をさらに深刻化させると懸念された。しかし実際は、リストラが収益回復をもたらし、企業の投資余力、雇用意欲を高めている。
(略)
統計とパソコンで景気を予測するエコノミストには、経済現場における「構造改革」が見えていなかったようだ。今のままでは、エコノミストは予測の専門家ではなく、後講釈の専門家になってしまう。そしてその程度の仕事ならば、すぐにアウトソーシングされるに違いない。(山人)
これは2年後の景気後退期にもう一度見直すべき、馬鹿コラムの典型である。
たぶんこの人は、大企業か中小企業かにかかわらず普通のサラリーマンがリストラに戦々恐々としている姿をみることのない、既得権益者なのであろう。失業率が5%、若年失業率が実質20%にも達する実態に対して、意気揚々とそれがすばらしい成果であると言い切る神経は、もう常人の域をはるかに超えている。
経済予測の専門家を自前で持っている企業がどれくらいあるかという事実認識の低さはともかく、「アウトソーシング」される仕事イコール「レベルの低い単純作業」という蔑視感情が透けて見える。この山人という人がいう「その程度の仕事」に就いている人は、リストラされてもいいくらいレベルが低いということなのだろうか。
とりあえずこのコラムが単なる後講釈でないことを信じて、2年後を楽しみに待とう。
Posted by senyo at February 26, 2004 06:17 AMComments
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